
冷えについて
冬は風邪、脳卒中、心筋梗塞をはじめ、ガンや膠原病、胃腸病など、ほとんどの病気の死亡率が高くなります。
「風邪は万病のもと」とも言われますが、英語で風邪はcold(冷え)です。
よって「冷えは、万病のもと」といってもよいでしょう。
人間、腹が痛いときには腹に手を当てるし、膝が痛いときには膝に手を当てる。
これが「お手当て」であり治療の第一歩というわけです。
手を当てて、血行をよくして温め、栄養と免疫物質の供給を多くして、治療を図ろうとする自然の英知なのです。
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寝冷えをすると下痢をする。冷えて風邪をひくと鼻水・くしゃみを出す。偏頭痛持ちの人がひどく嘔吐する。大病すると寝汗をかく。お年寄りが夜間頻尿になるというのは、すべて水分を捨てて体を温め、病気を予防しよう、治療しようという反応なのです。
運動や肉体労働をして汗をかいたり、筋肉を利用させて水を消費するなら水分を存分にとっても良いですが、運動不足の人が水分をとりすぎると、体内に水分がたまってきます。これを漢方では水滞(または水毒)といいます。
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(図:「気と血の流れを良くするとなぜ病気が治るのか」石原結實
著 青春出版社より)
文章監修:薬学博士 石井敦子
運動量の不足による基礎体温の低下
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