
体温の恒常性について
我々人間の体温は、暑い夏でも、寒い冬でも、36.5℃から37.0℃の狭い範囲に保たれています。
この体温は、人間が生きていくうえに必要な、ありとあらゆる生理的な働きや、体内で行なわれている、限りない化学反応の原動力になっています。
人間は平熱より5℃も下がれば生きていけません。
ですから体温の低下は、体内で営まれる生命維持の為の、あらゆる反応や働きを阻害し、生命をおびやかすことにもなります。
体内では取り入れた食物などを、必要な栄養素に分解したり、エネルギーに変えたり、生命活動に必要な化学反応が、体内のあらゆる所で行なわれています。(これを代謝と言います。)
この代謝が効率良く働くために体温は、一定の温度を保つ必要があるのです。

ヒトの体温は昼、夜に一定の周期リズムを持っています。
(グラフ:「シンプル生理学」貴邑富久子/根本英雄・共著 南江堂より)
文章監修:薬学博士 石井敦子
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